Южен Фолк дЖаз

☆Южен Фолк дЖаз (jazz-folk CPJ)〜 ユージェンフォークジャズ

ユージェンフォークジャズPV.   ←click

’ユージェンフォークジャズ’は、松井秋彦の’Future Jazz Japan’の

コンテンポラリープログレッシヴジャズの中に沸き起こる新たなコンセプト!
コンテンポラリージャズの転調の激しい不思議なハーモニーと
ブルガリアの一貫した変拍子のグルーヴのほのかな民族色あるダンスと

CPJの変連符の時空の揺らぎをほどよくブレンドして視聴覚を揺るがします!
7 月1日(土)六本木 Keystone Club TOKYO

開場 12:30  開演 13:30  前売 3,500  当日 4,000
六本木  キーストンクラブ東京

http://www. keystoneclubtokyo.com/
03-6721-1723
千代田線乃木坂駅 徒歩3分
大江戸線六本木駅 B8出口 徒歩5分

松井秋彦(作編曲, ギター、ピアノ)

村上直美  (ダンス,コレオグラフィー)

Brian Yasuhiro Seymour  (マルチリード)

徳島由莉  (ヴァイオリン)

梅垣ルナ(ピアノ,鍵ハモ)

鳴海克泰  (ベース)

嶋村一徳  (ドラム)


☆Южен фолк дЖаз 20230701@Keystone C


 

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PDF表Южен фолк дЖаз @BAJ


Южен фолк дЖаз

Южен фолк дЖаз2

ЮЖен Фолк дЖаз 〜 ユージェンフォークジャズ 〜
松井秋彦(作編曲, マルチインストゥルメンタリスト)
村上直美 (ダンス,コレオグラフィー)
Brian Yasuhiro Seymour(マルチリード)

梅垣ルナ(ピアノ,鍵ハモ)
徳島由莉 (ヴァイオリン)
鳴海克泰 (ベース)
嶋村一徳 (ドラム)

’ユージェンフォークジャズ’は、松井秋彦の’Future Jazz Japan’というコンテンポラリープログレッシヴジャズの中に沸き起こる新たなコンセプト!
転調の激しい不思議なジャズのハーモニーと
変拍子が刺激的なブルガリアングルーヴに乗ったダンスと
変連符まで進化して視聴覚を揺るがします!

7月11日(日)開場 12:30 開演 13:30
前売 3,000 当日 3,500 + 2オーダー(drink or food)
江古田BUDDY 03-3953-1152 https://buddy-tokyo.com
西武池袋線江古田駅(池袋より3駅5分)徒歩11秒!

■ツイキャス配信あり¥2,000(2週間アーカイブ付)!
■ツイキャスプレミア配信チケット購入フォームhttps://ja.twitcasting.tv/c:liveinbuddy/shopcart/76900

Южен фолк дЖаз
☆Южен Фолк дЖаз (jazz-folk CPJ)

81.ФЖ001.Южен Фолк дЖаз (三軒茶屋, Japan)video video2
82.ФЖ002.Белиянске Татри (Czarna Góra,Poland) video
83.ФЖ003.Пролетен Цъфтеж(Джулюница,Bulgaria)
84.ФЖ004.в София (София, Bulgaria) video
85.ФЖ005.Жираф Форт (Велико Търново,Bulgaria) video
86.ФЖ006.Целена Лагуна ( Domaša Dobrá, Slovakia) video1
87.ФЖ007.Колина да Фажа (Faja da Ovelha, Portugal)  video
88.ФЖ008.Жива Фантазия (Люутиброд, Bulgaria)
89.ФЖ009.Танца на фъстаците (Червен, Bulgaria) video
90.ФЖ010.Щрбске Плесо (Strbske Pleso,Slovakia) video


81. Южен Фолк джаз (南のフォークジャズ) 
三軒茶屋, Japan

マレーシアのサイバージャヤという曲は書いていて、このおなじみの街、サンゲンジャヤの曲がないのは本望でない。三軒茶屋は、あの三角地帯を擁する南西部、そして都会的な北西部から茶沢通り方面、そしてその東側の地域、それから南東側の拡がり、全てにおいて個性的な街が続くパラダイスです。

ここでは、「やってできないことはない!」とばかりに、なんとこれも人生初(もちろん世界初)!1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11連符の全てを旅しながらあらゆるグルーヴを楽しめ、調性的にもジャズの最先端的マルチモーダルな明るさを満載してみました!

82. Белянске Татри(ベリアンスケ タトリー)

                        Czarna Gora, Poland

ほとんどが平地であるスロヴァキアとポーランドにおいて、急峻な山岳地帯を擁するするタトラ山脈が、ある程度の標高差をもたらしている。春になっても冠雪しているタトラの銀嶺をポーランド側から疾走すると見えるものは??

これは7連符上のベースのリフから成り立つ変拍子ならぬ変連符曲で、5連符と7連符を行ったりきたりする。5連符から見れば1.4倍のテンポの7連符に移り、そして、その7分の5倍テンの5連符にもどることを繰り返す難曲です。


83. Пролетен Цъфтеж (春の芽吹き)   дЖулюница,Bulgaria

ただただ続くブルガリアの平原を走る中で、突如現れた春のお花畑と湖。ただただ黄色い花で埋め尽くされた大地と、絡まるようにたたずむ深緑の湖、そしてそこを舞う蝶たち。厳しく長い冬の終わりを祝福しているジュリュニッツァの大地がそこに、、、、、。

松井のfjord CPJの中では、35.GX005.Oceanfront という曲を、Junky Funk向けに作曲した時にふと思いついた。5連符のビートと7連符のビートを行き来することの相性のよさ。それを生かしてその後あらゆる曲に導入していますが、この曲でもノロめの5連符のビート(パイドゥシュコ的)から、その1.4倍テンポの7連符のビート(ラチェニッツァ的)へと自在に行き来して変化に富んだ柔和なグルーヴを繰り広げます。


84. В София(ソフィアにて)      София, Bulgaria

この美しい名前の古都ソフィアは、一体どんなところなのか、初めて訪れる前の時点でその名前が想起させる優雅なイメージで描いた緩やかな曲です。実際に訪れると、共産圏時代の名残りであるちょっと荒んだ共産圏ビル群などもあったりはしますが。。。。。

ゆったりとしながらも、松井のCPJの普段のリズムを取り入れて、13拍子から11拍子、そして5連符セクションへと繋がるリズムの旅を、柔和で不思議なメロディーと共に。。。。

в София

в София

в Красивия град

от музиката  и  танците  ти

Тайнствени

Няма  нищо  по- омайно

Изящни

Необикновени

скъпоценни

Тази  атмосфера

Няма  да  те  остави  да  си  тръгнеш


85. Жираф Форт(麒麟の要塞) Велико Търново, Bulgaria

ブルガリアの古都であり、第2次ブルガリア帝国の首都で、琴欧州の出身地でもあるヴェリコタルノボは、巨大な要塞都市でありながら、大伽藍とヤントラ川が織りなす複雑な景観美を誇る。その壮大さは人間の為の要塞ではなくキリンの要塞であったという言い伝えがあったとかなかったとか。。。。。

ブルガリアの11拍子のひとつ、コパニッツァ(2+2+3+2+2)にほぼ則って、ノリノリのダンサブルな曲です。


86. Целена Лагуна (ツェレナラグーナ) Domasa Dobra, Slovakia

スロヴァキアの東外れの誰も通らないような地域にある、特に特徴のない湖に、ある雨の日に辿り着き、湖畔で過ごした間に一度も晴れ渡ることがなかった中でも、湖沼というものは、それはそれなりに何かしらのゆかしさがあるものだ。ここでひたすらポリリズムの練習をしたものだった。。。。

「11連符」という概念を初めて導入した曲。アフロキューバン特有のシンコペーションのあるトゥンバオ、クラーベ、モントゥーノでごちゃごちゃ感のあるグルーヴを出して、11連符のアフロキューバンである「ジュイフロキューバン」というリズム形態を創ってみました。不思議なまどろっこしさが得られました。


87. Колина да Фажа (コリナ ダ ファハ) Faja da Ovelha, Portugal

海に迫り出す絶壁を、海に落ちそうになりながらたどり着く、マディラ島の西の最果てにあるファハ ダ オヴェリャの宿からの呑気な絶景と鳥のさえずり。。。

「13連符」という概念を初めて導入した曲。アフロキューバン特有のシンコペーションのあるトゥンバオ、クラーベ、モントゥーノでごちゃごちゃ感のあるグルーヴを出して、13連符のアフロキューバンである「ジュサフロキューバン」というリズム形態を創ってみました。不思議なまどろっこしさが得られました。

88. Жива Фантазия (13月の太陽) Лючтиброд, Bulgaria

奇岩の宝庫であるブルガリアの中でも、意外にあまり知られていない、ソフィアの北にあるリューティブロッドにあるカートレイルという奇岩は、それは言葉では説明できない、この世の造形物とは思えない異次元的な13月の太陽なのである。

ブルガリアでは5拍子はパイドゥシュコ、7拍子はラチェニッツァ、11拍子はコパニッツァなどとポップな呼び名がある中、なぜか13拍子に関してはそのような愛称を聞かないです。この曲はあくまでも緩やかな13拍子に拘ったまま進みます。


89. Танца на Фъстъците(ピーナッツダンス)   Червен,Bulgaria

チェルヴェンは、ルーマニア国境にほど近いルセの少し南にある、不思議な集落。北海道のような広大な平地が続いた後に忽然と現れる、やや地底がくり抜かれているような秘境があります。住んでいる人もほんのわずかで、わざわざ訪れようとしなければ出会うことのないこういう秘境の神秘。

これが一番ブルガリアの色を意識して、ひとつも休符のないメロディーが埋まっている曲で。23拍子はあまりブルガリアでも使われないながら、7+5+11(ラチェニッツァ、パイドゥシュコ、コパニッツァ)と3つのトラディショナルなアクセントをつなげた形にしてあります。メロディーも明るいのか暗いのかわからないHarmonic Major上の7つのモードを駆使して(Harmonic Major, Super Locrian Natural 6, Super Altered, Melodic Minor #4, Mixolydian♭2, Lydian Augmented #2, Locrian♭♭7)突き進みます。


90. Щрбске Плесо (シュトゥルブスケ プレソ)
                                                     Štrbské Pleso, Slovakia 

湖沼フリークとしては、湖に木々や空や雲が反映させる「鏡写効果」は湖沼美学の中でももっとも大事なポイントである中、このシュトゥルブスケプレソは鏡写の美しさで知られ、スロヴァキアでももっとも美しいと思われる湖であり、しかも、言語的にもなんと「6連続子音」「CTRBSK」の部分がある超個性的な地名に興奮しながらたどり着くと、そこは春でも一面の雪に覆われ、ただの雪の平原を見て帰ることに、、、、、。

その、想像上の美しさと、出逢えなかった悲しさを、17拍子と13拍子上のメロディーに乗せた静かな曲です。

О, падналият сняг покрива земята.

Падналият сняг покрива езерото,

което много исках да видя.

О, езерото,
което отразява цялата блестяща гора наоколо……

 

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