instruments

ライブ用セット
留学時代(1989年)から使っている。
苦楽をともにしてきたグレッチ18inchの3点。

 

 

 

タムホルダーはリムズに交換済み。
グレッチ独特のダイキャストフープのためハイピッチでも音が太い。
ヘッドは裏表共すべてレモ・コーテッド・アンバサダー。

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スネアはラディックのハンマード5inch(2010年に中古品を超安価で入手)

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シンバルは22inch、20inch 、14hihats
イタリアのシンバル職人spizzichino氏から購入。
友情?の印に、サインまで彫ってくれた。

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2011年 イタリア スピチキーノ氏の工房にて。

 

 

 

 

 

ペダルはDW5000

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レコーディング用セット
ソナーのフォニック・シリーズ(既に生産終了)
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1980年代のジャック・ディジョネットのECMの録音で良く聴かれたあの音!81年ソニー・ロリンズとの来日時にFMでこのサウンドを聴いて、これしかない!と思った人は多かったのでは?
昔コマキ楽器さんに彼がライブで使ったセットが置いてあって、ヘッドを触ったら全くへこまないくらいにパンパンでとても驚いた記憶がある。

 

1995年からレコーディングなどで使用。
胴が厚いにも関わらず、エッジは超鋭角、キックなどは超ハイピッチにしてもどこまでも余裕で鳴る。ローピッチにするともの凄い低域が出る。
ヒットしてから音が鳴るまでのロスが全くないので、コントロールが甘いとそのまま出てくる、ドイツの職人魂を感じる。
恐ろしい、厳しい楽器だ。

 

 

 

 

 

ボストン用セット
NYのmodern drum shop のオリジナルセット(現在は生産終了)
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なんの変哲もない18inchの3点セット。シェルはグレッチに近いがリムは普通のプレスフープ。なのでキックは殆どグレッチ。マンハッタンにある小さな店の中で営業の傍ら作っているのだが。音が乾いていて結構気に入っている。
スネアはポークパイというこれまたアメリカの職人が作っている、ハンドメイドなわりに安い。音がサクサク乾いていて木胴ならではのガッツもある。

 

 

ボストンでは最初は人のセットを借りていたのだが、毎回取りに行ったり返しに行ったりの手間が大変なのでここ何年もバート・シーガー氏宅に預けてある。

 

 

 

最近は色々な人がセッションのため彼の家に来て叩くので、年に一度行くと皮がへたっていたり、チューニングが全然変わっていることもある。

 

 

ボストンではレコーディングもライブもこれを使っている。
ケースがないので、車にそのまま積んでいたら師匠のジョー・ハント氏が見かねてタム用のソフトケースを寄付してくれた。
本当にありがたい、泣ける。
それにしても、アメリカのタイコはどうしてこんなに良く鳴るんだろう?と思ってしまう。乾いた気候のせいなのかな?